妊婦の歯科治療について知りたい
妊娠中のプレママへ
妊娠中は、ホルモンバランスや生活習慣などの変化から、いつもよりもお口の病気にかかりやすい状態にあります。
お口の異変に気づいたら放っておかずに早めに受診しましょう。
- 妊娠中のお口の状態
- つわりによって歯みがきができない場合があり、プラークが溜まりがちになります。
- 女性ホルモンが増加し、通常よりも歯ぐきに炎症が起こりやすくなるため、妊娠性歯周炎を引き起こす可能性があります。
- 唾液の性質が変化して口の中がネバネバになり、細菌が活動しやすくなります。
妊娠期の歯周病に要注意
歯周病を予防するには、日ごろから丁寧に歯みがきすることと定期検診に行くことが大切です。
妊娠期の体の変化と食生活
お腹の中の赤ちゃんには、妊娠5~9週目で乳歯の芽が、16週目ごろには永久歯の芽ができます。
妊娠中のお母さんの栄養不足が、赤ちゃんの歯の芽の成長にまで影響をあたえることも。ビタミンA・D、カルシウムなどを積極的にとり、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
また、唾液の性質の変化や分泌量の減少により、歯周病や虫歯などにかかりやすくなります。
予防のために、日ごろの丁寧な歯みがきと定期検診を心がけましょう。